2023年10月11日
ミャンマー(ビルマ)の原点とも言えるバガンの遺跡に1970年代に訪れ、寺院壁画などを撮影した井上隆雄さんという写真家がいます。次回10月11日の第38回「楽平家オンラインサロン」は、今では失われた貴重な情報を含む彼の写真資料のデジタル・アーカイブ化を通し、芸術資源としての活用を目指すプロジェクトの話です。今回お話の正垣雅子さんは、絵画表現を解釈し、再現する模写を専門に研究されています。司会は、前回9月のオンラインサロンで、バガン遺跡を詳しく説明された寺井淳一さんです。日本画と歴史学という専攻の異なるお二人の目が、ビルマの仏教壁画に向き合う写真家井上隆雄のまなざしと心に迫ります。