第33回
『楽平家オンラインサロン』
2023年5月10日(水)
20:00〜
多様化する日本でアイデンティティーに悩む人を理解する
映画『WHOLE/ホール』より。
川添ビイラル提供
<無断転載ご遠慮ください>
話の内容とプロフィル
≪内容≫

社会のグローバル化が進むにつれ、国際結婚は増加傾向にあり、現在の日本社会でも両親のどちらかが外国にルーツを持つ家庭で生まれ育つ、ミックスルーツの子供たちが増えています。少しずつダイバーシティー(多様性)の理解は広がっていますが、メディアで取り上げられるポジティブな印象のハーフタレントやアスリートとは裏腹に、ミックスルーツとして日本で過ごす中で、自らのアイデンティティやルーツに悩む人々も存在します。差別的な扱いや、偏見、マイクロアグレッションが今もまだ存在する中、様々なバックグラウンドやアイデンティティを持つ人を理解するには何が必要なのか。オーストラリア国立大学の講師、高橋ゆりさんと対談しながら、皆様と一緒に考えたいと思います。

(川添ビイラル)


≪プロフィル≫

川添ビイラル

兵庫県神戸市出身。ビジュアルアーツ専門学校放送映画学科を卒業。卒業制作『波と共に』(2016) が、なら国際映画祭NARA-waveと第38回ぴあフィルムフェスティバルに入選し、2016年5月に開催された第69回カンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナーに選出される。

卒業後、現場通訳や助監督としてキャリアをスタートし、世界的に有名な映画監督の元で映画制作の仕事に従事する。 日本で過ごすハーフの青年の葛藤を描いた物語『WHOLE/ホール』(2019) が第14回大阪アジアン映画祭インディー・フォーラム部門にてスペシャル・メンションを受賞し、北米最大の日本映画祭JAPANCUTS 2019へ正式出品される。

現在は東京と大阪を拠点とするフリーランスディレクターとして活躍しつつ、初長編映画を準備中。

川添ビイラル: https://www.bilalkawazoe.com/
映画『WHOLE/ホール』:https://www.whole-movie.com/


≪川添ビイラルさんとの対談に向けて≫

高橋ゆり

日本社会に暮らすミックスルーツの人々の悩み、憤り、悲しさに可笑しさ、そして寂しさ。川添ビイラルさん監督の劇映画『WHOLE/ホール』はそうした思いが率直に伝わってくる作品です。繊細な美の世界とともに時に現実味ある映像は、官民挙げて国際化を謳う日本の国で置き去りにされているこの問題に目を向けさせます。川添さんと共に日本におけるミックスルーツの現状や過去、またオーストラリアにおける移民やミックスルーツ子女への教育との比較などを語り合うのを楽しみにしています。みんなが人間らしく生きられる社会を目指しながら。

(プロフィール)
1998年からオーストラリア在住。2000年から2016年までシドニー大学で日本語教育を担当する一方、近代ミャンマー文学、思想史の研究を続けた。シドニー大学歴史学科修士号及びアジア学博士号取得。2016年よりオーストラリア国立大学ミャンマー(ビルマ)語学科講師。1990年代からビルマ古典歌謡の歌手としても活躍中。


ZoomあるいはTeamsによるオンラインミーティングです。

※なお、京町家の再生をプロデュースした栗原佳美が、「楽平家」のスポットを紹介する「町家の秘密」が含まれています。
参加方法はこちら ➡
申し込み先:
mgx2chou@gmail.com


申込み期日:
5月8日(月)

開催日時:
5月10日(水)20:00~
参加をご希望の方は、①名前 ②メールアドレス ③電話番号(任意) ④「会合を知ったきっかけ」 ⑤「会合に参加の動機」または「参加にあたってのメッセージ」を 記載の上、mgx2chou@gmail.com宛にお送りください。

参加にあたっては、パソコンにカメラとマイクの機能が備わってい ること(外付けも可)が必要です。パソコンからは、送付する「 Zoom (あるいはTeams)のリンク」のURL(httpsではじま る部分)をクリックしていただければ参加できます。

スマホ、タブレットの場合は、あらかじめ、「Zoom(あるいは Teams) のアプリ」をダウンロードしておく必要があります。

アプリがインストールされていれば、上記のリンクをクリックすれ ば、自動的にアプリが起動して参加いただけます。

ミーティングID,パスコードの入力は、必要ありません。

参加申し込みは、必ず参加者ご本人がしてください。

なお、①名前は、通称などでの参加も可能ですが、その場合(本名: )として本名を必ず入れてください。
本名が不明の場合、参加できません。
( )のママは、名前の読みなど、その一部として、下記の「参加者名簿」に記載します。
また、これまで、「オンラインサロン」に参加された方で、メールアドレスに変更のない場合は、②に直近に参加された月(あるいは第〇回)を記入いただければ、以後の項目は省略して結構です。
ただ、⑤に、「参加にあたってのメッセージ」を記載いただければ、下記の「参加者名簿」を通して、話し手の方々や参加者と共有します。

締め切りは、5月8日(月)です。
ちなみに、参加費は不要です。

その後、担当の田村克己から「招待リンク」をお送りします。
申し込み受付けの返事は原則として致しませんので、当日10日の お昼までに「招待リンク」の届かない場合、上記の「申し込み先」 に、早急にご連絡ください。

また、事前に、配布資料(ある場合)、ならびに、可能であれば、①名前と ⑤「会合に参加の動機」あるいは「参加にあたってのメッセージ」 記載の「参加者名簿」を送付いたします。

原則としてどなたでも参加できますが、人数の関係などの事情によ り、参加をお断りすることがあります。

なお、いただきました個人情報につきましては、責任をもって慎重 に取り扱いますので、その旨ご了解ください。
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