≪内容≫
京都と同様に、戦災や自然災害を免れた城下町・金沢は、文化や伝統と共にまちなみが魅力とされる都市です。そのまちなみの中には、約6000軒の町家が存在しています。京都と同様に、それら町家の利活用が進む一方で、毎年100軒程度が解体されている状況です。
私は、金沢で不動産や建築設計、店舗運営といった事業を通して町家を中心に様々な空間の再生活用に取り組んできました。それらの実践事例などを中心に、空き家問題という社会課題、空き家・空きビルの活用方法などをお話しします。同時に、金沢というまちの魅力もご紹介したいと思います。
≪プロフィル≫
小津誠一 建築家/有限会社E.N.N.代表/認定NPO法人 趣都金澤副理事長
1966年金沢市生まれ。武蔵野美術大学建築学科を卒業後、設計事務所などを経て、1995年京都にて独立し京都精華大学建築学科にて教鞭を執る。
2001年、東京へ移転。2003年、金沢にて有限会社E.N.N.を設立し、東京と金沢の二拠点で活動。2012年より、活動拠点を金沢に集め、建築設計事務所、宅地建物取引業、飲食店、物販店舗などを運営。
有限会社E.N.N.
https://enn.co.jp/ 金沢R不動産
https://www.realkanazawaestate.jp/ (小津誠一 / sei'ichi KOZU)