小島さんの発表の引用文献一覧 - ハウトマン,グスタフ(土佐桂子訳).1995.「支配者と瞑想者のあいだー植民地時代とそれ以降における内観瞑想」田辺繁治編『アジアにおける宗教の再生―宗教的経験のポリティクス』京都大学学術出版会, 152-194.
- 池田正隆訳.2007.『ミャンマー上座仏教史伝―タータナー・リンガーヤ・サーダン』を読む』法藏館.
- 石井米雄. 1991. 『タイ仏教入門』めこん.
- 小島敬裕.2009.「現代ミャンマーにおける仏教の制度化と<境域>の実践」林行夫編『<境域>の実践宗教―大陸部東南アジア地域と宗教のトポロジー』京都大学学術出版会, 67-130.
- 藏本龍介.2014.『世俗を生きる出家者たちー上座仏教徒社会ミャンマーにおける出家生活の民族誌』法藏館.
- 藏本龍介.2015.「ミャンマーの社会参加仏教―出家者の活動に注目して」櫻井義秀・外川昌彦・矢野秀武編『アジアの社会参加仏教―政教関係の視座から』北海道大学出版会,263−272.
- Mendelson, E. Michael(ed. by Ferguson, J.P.). 1975. Sangha and State in Burma. Ithaca: Cornell University Press.
- Shway Yoe. 1963(1882). The Burman: His Life and Notions.(※) New York: W. W. Norton & Company, Inc
- Spiro, Melford. E. 1970. Buddhism and Society: A Great Tradition and its Burmese Vicissitudes. London: George Allan & UNWIN.
- Thadhanayei Uzi Htana 2002. Thadhanayei Wungyi Htana Hsaungyuetgyetmya Akyin(宗教省事業要録). Yangon: Thadhanayei Uzi Htana.
- Than Htut, U. 2015(1980). Myanma Naingngan Hpondawgyikyaung Pyinnyayei Thamaing(ミャンマー国における寺院教育の歴史). Yangon: Shinmataung sapei.
- 土佐桂子.2000.『ビルマのウェイザー信仰』勁草書房.
- 和田理寛.2021. 「上座部仏教徒の社会とは何か」和田理寛・小島敬裕・大坪加奈子・増原善之・下條尚志・杉本良男『東南アジア上座部仏教への招待』風響社,13-31.
- 矢野秀武.2017.『国家と上座仏教―タイの政教関係』北海道大学出版会.
- 張建章編.1992.『徳宏宗教―徳宏雲南省徳宏傣族景頗族自治州宗教志』潞西: 徳宏民族出版社.
発表の前半でご紹介した、 石井米雄先生の『上座部仏教の政治社会学』は、京都大学東南アジア地域研究研究所のウェブサイトよりダウンロードすることができます。
https://cseas-classics.cseas.kyoto-u.ac.jp/cseas-m... 1975年の出版ですが、今でも上座部仏教と社会の関係について研究する際の基本的な文献となっていますし、私自身も読むたびに新たな刺激を受けています。
ただし、ミャンマーの事例にはタイ・モデルを単純に適用できない部分もあります。
その点をふまえれば、ミャンマーの上座部仏教徒社会について理解を深めたい方々にも大いに参考となりますので、ぜひご一読をお勧めします。
(※)『ビルマ民族誌』の書名で、戦前に翻訳が出され、2008 年にその復刻版が出版されています。国立国会図書館デジタルサービスを利用できます。→
https://dl.ndl.go.jp/pid/1062701/1/1また、以下のサイトもご参照ください。
https://ci.nii.ac.jp/ncid/BA84492364