町家の秘密
~ その11 ~
楽平家ののれん
楽平家カフェではシンボルマークが大きくプリントされていて、赤白のコントラストで遠くからでも目立つようになっています。

楽平家と書いてラペイエと読むのですが、そもそもラペイエとはミャンマーのミルクティーであり、喫茶店はラペイエサインと言い(店はサイン)、コンデンスミルクを入れたあま~いラペイエを飲みながら、何時間も延々とおしゃべりを楽しむ文化があります。
ミャンマーのカフェに出されるミルクティ―
以下サイトより転載:
https://startup-in-asia.com/myanmar-milktea/
ミャンマーのカフェの様子
撮影:後藤修身さん
ラペイエサインは情報交換や商売の場として、都会であれ村であれ人々の社交を支える大切な心臓として機能していて、人々の大切な営みのひとつでありミャンマーの文化を代表しているとも言えます。ミャンマーを知っている人であれば、ラペイエといえば、あーあれねとミルクティーそのものだけでなく、喫茶店文化がパッと頭に浮かんでくるのじゃないでしょうか。

ネットでなんでも完結してしまう世であっても、人と人とのつながりはリアルに対面した実感を伴った人と人との関係性は無くらないし無くなって欲しくないという思いもあって、楽平家と命名しました。

ラペイエサイン
Made on
Tilda