町家の秘密
~ その10 ~
楽平家カフェを交差点からみて
近景・格子中心
看板
楽平家カフェは昭和初期に建てられており変化する町家の姿を伝え るとして、京都市の「京都を彩る建物や庭園」 に認定されてますが、 その特徴である洋間を取り入れた外観のモダンな格子柄が大変好評 です。
この楕円状のデザインは昭和初期だとすると当時では大変斬新であ ったと想像されます。
ビルマ語でのラペイエ
楽平家をビルマ語で表記したものです。 じっと見ていてふと気づいたのですが、 楕円のがずっと連続しているような不思議な感覚になったのは私だ けでしょうか。
ビルマ語アルファベット
ビルマ文字は円形を基本として構成されていると言っても良いほど なので、 単語として連続すると楕円がつながっているように見えるのです。
袖看板
円や楕円などの丸いものは和とか平和にイメージがあると思います 。このように楕円が連続すると、 平和が続くというようなお目出度いイメージになり、 ビルマ語自体が和やかでかわいい文字だと感じます。 楕円をモチーフにして袖看板をデザインしてみました。 楽平家カフェの格子柄とビルマ文字をシンクロさせたデザインで、 平和への祈りを込めたつもりです。
Made on
Tilda