植民地時代から使われていた英国ベッドフォード社製バス
池田一人撮影
日時:2002年4月(ミャンマー留学時)
場所 :ヤンゴン市内イェヂョー通り
<無断転載ご遠慮ください>
第18回
『楽平家オンラインサロン』
2022年2月9日(水)
20:00〜
ミャンマーの民族問題の起源について
話の内容とプロフィール
今回の話は、ミャンマーの人たちからいろいろな意見が出るかもしれません。もしかしたら叱られるかもしれません。というのも、ミャンマー民族問題の起源はその独立の立役者のタキンたち、つまり「我らビルマ人協会」のナショナリストたちの問題でもあるという話をするからです。

ミャンマーにはあいからず民主化問題と民族問題という双子の政治問題があります。前者はもう大丈夫かな、解決とはいかずとも解消したかな、とおもったところでまたぶり返しています。民主化は10年だけのことだったのか、と嘆息する現状です。民主化問題は軍政の問題だ、だから1962年のネーウィン将軍によるクーデターから、というのは多くの皆さん、ご存知ではないでしょうか。

それでは、民族問題はどうでしょうか。

ミャンマーの民族問題は、端的には、国境の山岳部を拠点にする数多くの少数民族の武装組織と国軍が戦い続けているという問題です。それは、これらの団体が主張するように、ミャンマー社会と国家があまりにビルマ民族中心につくられすぎる、ということでもあります。やはり民族問題も中央政府の為政者の問題だと直感できるわけです。

では、それがいつ、どこに起源があって今に至るのかと問うと、たいていは、イギリス植民地時代の「分割統治」政策にあるとイギリス植民地主義のせいになります。この理解は多くのミャンマー史研究者の採用する定説で、ミャンマーの人たちの多くもそう信じています。でも、僕が調べてきたカレンの民族運動と民族問題の経緯からすると、どうもそうではありません。むしろ、アウンサンたちタキンのナショナリストたちとのあいだで政治問題となり、そして独立後にはカレンたちが武装蜂起していくのです。

カレン民族問題の歴史を素材に、ミャンマーの民族問題はタキンたちのミャンマーにおける民族事情への対応から起こったのだ、ということをお話しします。


≪プロフィール≫
東京出身です。1990年代にビルマ研究を始めました。2001年から2003年にかけて、大学院博士課程の時にミャンマーのヤンゴン大学にあった大学歴史研究センター(UHRC)に留学しました。2013年から大阪大学外国語学部ビルマ語専攻の教員です。ミャンマーと東南アジアの歴史・地域研究が専門です。
ZoomあるいはTeamsによるオンラインミーティングです。

※なお、京町家の再生をプロデュースした栗原佳美が、「楽平家」のスポットを紹介する「町家の秘密」が含まれています。
参加方法はこちら ➡
申し込み先:
mgx2chou@gmail.com

お申込み期日:
2月7日(月)

開催日時:
2月9日(水)20:00~
参加をご希望の方は、①名前 ②メールアドレス ③電話番号(任意) ④「会合を知ったきっかけ」 ⑤「会合に参加の動機」または「参加にあたってのメッセージ」を 記載の上、mgx2chou@gmail.com 宛にお送りください。
参加にあたっては、パソコンにカメラとマイクの機能が備わっていること(外付けも可)が必要です。パソコンからは、送付する「Zoom あるいはTeamsのリンク」のURL(httpsではじまる部分)をクリックしていただければ参加できます。スマホ、タブレットの場合は、あらかじめ、「Zoom あるいはTeamsのアプリ」をダウンロードしておく必要があります。
アプリがインストールされていれば、上記のリンクをクリックすれば、自動的にアプリが起動して参加いただけます。ミーティングID,パスコードの入力は、必要ありません。
なお、Zoom とするかTeams とするかは、申込状況などにより判断し、後日申込された方々にお知らせします。Teamsの場合は、上記リンクの送付とともに、「Teamsの使い方」を添付にてお送りいたします。
参加申し込みは、必ず参加者ご本人がしてください。
なお、①名前は、通称などでの参加も可能ですが、その場合( )で本名を必ず入れてください。
本名が不明の場合、参加できません。
また、これまで、「オンラインサロン」に参加された方で、メールアドレスに変更のない場合は、②に直近に参加された月(あるいは第〇回)を記入いただければ、以後の項目は省略して結構です。
ただ、⑤に、「参加にあたってのメッセージ」を記載いただければ、下記の「参加者名簿」を通して、話し手の方々や参加者と共有します。
締め切りは、2月7日(月)です。
ちなみに、参加費は不要です。
その後、担当の田村克己から「招待リンク」をお送りします。
また、別便にて田村克己から確認のメールをいたします。
その際、事前配布資料、ならびに、①名前と⑤「会合に参加の動機」あるいは「参加にあたってのメッセージ」記載の「参加者名簿」を送付することがあります。
原則としてどなたでも参加できますが、人数の関係などの事情により、参加をお断りすることがあります。
なお、いただきました個人情報につきましては、責任をもって慎重に取り扱いますので、その旨ご了解ください。
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